私の今年の夢は、コスモバルクです。

◎コスモバルク
○ディープインパクト
▲リンカーン
△アイポッパー
 現地時間28日、アイルランド・カラ競馬場で行われたタタソールズゴールドC(4歳上、愛G1・芝10.5f)は、去年の愛ダービー馬で、凱旋門賞を制し、05年度カルティエ賞(欧州年度代表馬)に選出された圧倒的一番人気、K.ファロン騎手騎乗のハリケーンラン Hurricane Run(牡4、仏・A.ファーブル厩舎)が、2番人気アレクサンダーゴールドラン Alexander Goldrunに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分26秒40(重)。さらに12馬身差の3着には3番人気ロードアドミラル Lord Admiralが入った。なお、このレースは3頭立てで行われた。
 8か月の休み明け初戦となった今回も圧勝し、今後はサンクルー大賞(仏G1)から、ハーツクライが出走するキングジョージVI&QエリベスDS(英G1)へ進む予定となっている。通算成績8戦7勝(G1・3勝)。
◎メイショウサムソン
△フサイチリシャール
△サクラメガワンダー
△ジャリスコライト
△フサイチジャンク
×ナイアガラ

 雨が降る東京、ここぞと言わんばかりに出てくる重馬場巧者。中でもファンタスティックライトの子供には目を魅かれる。ジャリスコライト、そしてナイアガラ。
 クロフネの子供も見逃してはならない。フサイチリシャール。明らかに距離延長マイナスムードだが、この条件なら、同じ前を行くアドマイヤメインよりは期待できる。
 そのアドマイヤメインは、リズムが狂うと走る気を損なってしまう馬。渋った馬場初めての条件で、さらに前走の勝ち方から見て、マークもきつくなることを考えるとここは様子見。

 サムソン軸の三連複で勝負。
 14日のシンガポール航空国際C(星G1)で悲願のG1制覇を果たしたものの、血液検査で陽性反応が出たため、現地に足止めされていたコスモバルク(牡5、北海道・田部和則厩舎)が、再検査の結果、陰性であることが判明。25日に無事帰国できることとなった。
 
 しかしながら、ここから現在出走予定の宝塚記念まで、どれほどの調整ができるだろうか。検疫に入っては調教もできない。しかしこれはルールなので、仕方の無いことなのだが、思い通りに調整できないというのは、本番での怪物退治に大きな影響を与えそうだ。

 地方の怪物と中央のエリート達との戦い。古くはハイセイコーから語り継がれ、今のコスモバルクに至る。
 大井の怪物ハイセイコーは、宿敵タケホープに借りを返し、栗毛の天才タニノチカラに完敗し引退した。
 笠松の怪物オグリキャップは、白い稲妻タマモクロスに雪辱を果たし、戦友イナリワン、スーパークリークと激闘を演じ、次世代を担う若武者メジロライアンを倒して引退レースを勝利で飾った。
 
 彼らの周りには、常に時代を象徴する強力なライバルが存在した。だから我々は記憶するのだろう。彼らの勇姿を。
 
 そして現代。コスモバルクのライバルには、ディープインパクトという名の、時代を象徴する名馬が存在する・・・。
 
 超久々に書きました。その記念すべき日がNHK参るカップ!ほんと参った。。。
 じゃ、予想でもすっか!

◎タガノバスティーユ
○ファイングレイン
▲マイネルスケルツィ
△フサイチリシャール

 やはり注目はタガノバスティーユ。距離不安もなんのその、血統を見てくれ!1400Mが限界?ふざけんな!あと200Mちゃんと走りなさい(笑)
 この馬、単勝すごくおいしい予感なんで、単勝だけで十分かも!よっしゃ、この馬一点勝負だー!!いい飯食わせてくれよ〜
なんてことだ・・・。
 やってくれました。おめでとう、もうこの一言に尽きます。これほどまでにドラマチックな内容で騎手人生を終えられるジョッキーなどそういるものではありません。松永幹夫ジョッキーの日ごろの行いが良かったのでしょうか?w
 この後は調教師として新たな生活が始まるわけですが、頑張ってほしいと思います。

 中山記念の結果

一着 バランスオブゲーム
二着◎ダイワメジャー
三着○エアメサイア
四着▲カンパニー
五着×ダンスインザモア

 見事に印をつけていなかった馬が一着wさすがはミスターG?ですね。恐れ入りました。この馬にも衰えという言葉は通じないようです^^;
 にしてもハットトリックのあの悲惨な結果ときたら・・・。この後に控えているドバイ遠征はどうなることやら。
 昨日行われたきんせんか賞はフサイチパンドラがユノブラッキーに3馬身差を付けての圧勝で勝利を収めました。新馬戦を圧勝しながらも、その後なかなか勝てないレースが続いていましたが、やっと二勝目を上げました。主役不在の牝馬戦線の中で、有力馬候補の一頭がまず勝ちあがりました。
 さて、この後は二歳牝馬チャンピオンのテイエムプリキュアや、素質馬シークレットコードなどのジュベナイル上位組がこれからどのような内容で桜花賞へ向かうのか、注目です。

 さて、明日の中山のメイン、中山記念の予想を考えてみました。
 
◎ダイワメジャー
○エアメサイア
▲カンパニー
△ハットトリック
×ダンスインザモア

 調教の印象No1ときたらこの馬、ダイワメジャー。中山コースもこの馬にとってプラス材料。あとは馬の気分次第。
 
 牝馬ながらも、あえてここを使ってきた名門伊藤厩舎の女傑、エアメサイアは牡馬との対戦経験が新馬戦時のみと不安があるものの、昨年の秋に見せた勝負根性は唯一牡馬に対抗できると言える武器。

 以下、カンパニー、ハットトリック、ダンスインザモアと、走ってくれそうな馬たちを並べた。馬券的にはカンパニーが一番魅力的な存在。
 今日行われたGI、フェブラリーSは、見事カネヒキリが一番人気に応えて優勝。二着のシーキングザダイヤに3馬身をつける圧勝劇を演じました。
 二着に敗れたシーキングザダイヤはこれでGI二着七回。砂のステイゴールドがいつ日の目を見るかは、我々にも予想がつきません。しかし、これでファンがまた増えたんではないでしょうか?w

一着△カネヒキリ
二着◎シーキングザダイヤ
三着 ユートピア
四着 ブルーコンコルド
五着▲ヴァーミリアン

 カネヒキリはこの後ドバイへいくということですが、頑張って欲しいです。
 来週の中山にはついにマイルチャンピオンが登場。これからも続々とGI馬たちが動き出す時期ですから、気が抜けません!
 さぁついに明日に迫りました!今年最初の中央競馬GIレース、砂の王者決定戦、フェブラリーS。
 早速印を付けることにしましょう!

◎シーキングザダイヤ
○サンライズバッカス
▲ヴァーミリアン
△カネヒキリ
×メイショウボーラー

 ここで勝たなければどこで勝つ!といわんばかりの万全の体制、執念で挑むシーキングザダイヤを今年のフェブラリーの本命に押し上げます!
 
 二番手評価に甘んじたサンライズバッカスも強敵中の強敵。今年の根岸は侮れません。
 
 平安組からは悲運の落鉄から執念を燃やすヴァーミリアン。父親のエルコンドルは東京ダートに変わったトキノミノル記念を快勝。親父の血が騒ぎます!
 
 去年の最優秀ダート馬カネヒキリはもはやこの程度の相手では満足しきれないほどの能力の持ち主。陣営もドバイを見据えながらここでも本気で勝負してきている。が、しかし、馬券的に本命に押し上げてはまったく面白みが無いではありませぬか!wというわけで、今回はおとなしくしててねカネヒキリちゃん☆

 ディフェンディングチャンピオンのメイショウボーラーは放馬の影響大きく本命に押し上げることは不可と判断。しかしながら走る気が戻ればという淡い期待を持つのが人間の欲情精神。単勝で思いっきり勝負してみたい一頭。

・今日のレース【京都記念 G? 京都芝2200M】
一着シックスセンス
二着サクラセンチュリー
三着マーブルチーフ
四着シルクフェイマス
五着デルタブルース

 ついに悲願の二勝目を手にしたシックスセンスはおまけに古馬重賞制覇付き。なんて幸せ者なんでしょう。しかも武騎手が乗っての勝利。
 表彰式での武さんのコメントが非常に面白かったのは内緒ですw(確かに迷惑かけてたな・・・
 
 ハナ差の二着で惜しくもタイトルを逃したサクラセンチュリーもG?ならといわんばかりの安定振り。果たしてGIで大きなタイトルをもぎ取れるか?
 
 一昨年の菊花賞馬デルタブルースは、やはりこの条件では勝つのは難しかったか。
 【強い勝ち方】と【ハマッた勝ち方】とでは、全く意味が違う。デルタブルースの菊花賞は、まさに後者に相当するのではないだろうか。
 この馬にとって最高の条件が揃ったレース。それは一度あって二度無いことなのかもしれない・・・。
 今日行われたきさらぎ賞は、フジキセキの子、ドリームパスポートが勝ちました。
 もう一頭のフジキセキ産駒、ファイングレインは8着と大敗。幼さが残る結果となりました。
 勝ったドリームパスポートは、マルカシェンク、フサイチリシャール、テイエムプリキュアといった強豪たちと戦ってきており、ここではその経歴が結果に出た内容となりました。
 しかしながらこの牡馬クラシック世代はどれだけ層が厚いのか、馬名を上げていくだけでも気が遠くなります。 
 2歳王者フサイチリシャールを筆頭に、良血馬ジャリスコライト、天才児マルカシェンク、新潟王者ショウナンタキオン、激戦区共同通信杯覇者アドマイヤムーン、素質馬フサイチジャンク、歴戦馬メイショウサムソン、名馬登竜門覇者サクラメガワンダー、雑草魂スーパーホーネット、そして今回のきさらぎ賞を制覇したドリームパスポートと、もう沢山強い馬がいます。
 今後、皐月賞トライアルでさらに新しい新興勢力が増えることもありゆる環境の中で、どの馬がクラシックを勝ち抜いていくのか、去年とは撃って変わった群雄割拠戦国絵巻の今年の牡馬の熱き戦い。
 今後どうなっていくか、非常に興味深い内容です。
 通信杯結果

一着○アドマイヤムーン
二着▲フサイチリシャール
三着△マッチレスバロー
四着◎ショウナンタキオン

 と、見事に本命が馬券対象外w勝春め〜、またやらかしおって〜。もう駄目駄目ですね^^;素直にジョッキー変えましょう。レスター・ピゴッドが乗ればダービー勝てるかな?(待て
 というわけで、今回も題名はスルーでw特に意味はありません・・・。
 あ〜、今夜は大河見ないと。千代ーーーー!!
 あ〜なんてことだ・・・。結果は言いたくありません><あまりにも悲しい結果になってしまったので。。。
 今日の通信杯は

◎ショウナンタキオン
○アドマイヤムーン
▲フサイチリシャール
△マッチレスバロー

 という感じですね。まぁ、とりあえずタキオン産駒いっとく?みたいなwマル父最高!ショウナンタキオンを見てると、ヤエノムテキの子、ヤエノシンゲキ(岩手県馬連乗馬馬名ピナクルピーク)にそっくりなんですよね〜。ピナクルには何回か乗ったことあるんですが、「お〜、これがヤエノムテキ産駒か!」と、良く分かりませんが感動したのを覚えていますw障害は反抗ばかりしてなかなか飛んでくれませんでしたが。(オレがヘタクソなだけかw)
 まぁ、全然関係ありませんがねwとりあえずそういったプライベートなことも含めて応援したい馬です。
 ◎ローマンエンパイア

 以上ですwもうこの馬しか頭にないもので^^;一頭メイショウなんたらって言う異常に強い馬がいますが、まぁ気にしません!頑張れエンパイア!君の復活劇を期待している!!
 30日、86年の皐月賞(GI)を制したダイナコスモス(牡23)が、繋養先の門別町・門別牧場で老衰のため死亡したことが分かった。

 ダイナコスモスは、父ハンターコム、母シャダイワーデン(その父ノーザンテースト)という血統。85年の3歳新馬(福島・芝1000m)でデビューし、2戦目で初勝利。同年の朝日杯3歳S(GI)で2着に好走している。翌年の京成杯(GIII-3着)、弥生賞(GII-2着)と惜敗したが、皐月賞を5番人気で制しGI初勝利。その後ラジオたんぱ賞(GIII)を制したが、脚部不安を発症し現役を引退した。通算成績10戦4勝(重賞2勝)。

 種牡馬となってからは、95年マイルCS、96年安田記念(共にGI)を制した名マイラー・トロットサンダー、92年カブトヤマ記念、93年小倉大賞典(共にGIII)と重賞2勝のワンモアラブウエイ、95年大井記念を制したホウエイコスモスなどを輩出。02年に種牡馬を引退し、余生を門別牧場で過ごしていた。
 
 余談ですが、同世代の馬には、1986年5月25日に行われたダービーを社台にプレゼントしたダイナガリバーがいます。そのダイナガリバーの二着に敗れた馬、グランパスドリームは、マイネル軍団率いる岡田さんの幻の夢となった馬でした。そして、そのダービーの三日前の早朝、岩手県のとある病院で、一人の赤ん坊が産声を上げました・・・。
 つ、つつつつつ・・・・ついに!あの悲願の宝塚記念を制した迷馬、マーベラスサンデーの最高傑作、シルクフェイマスが復活の勝利を収めました!!いや〜長かった〜^^;
 ファン達は皆君の復活を心待ちにしていましたよ;;よくやってくれました。
 今年の目標はもちろん、父が制した宝塚記念で親子二代制覇でしょう!超萌え萌えです!!(ぇ
 次の復活劇を期待する馬は、やはりローマンエンパイアでしょうか。今回の平安Sは肩の出が悪くなって見送りということでしたが、次走大注目です。ファイナルSを叩いて復調気配のこの馬には、親子二代での天皇賞・春制覇がかかっています!・・・(すいませんハードル高すぎました・・・)
 ライバルのヤマニンセラフィムはすでにターフにいませんが、牧場でエンパイアのことを応援していることでしょう!
 「ヤマニンセラフィムよ見たか!これが関西期待の星ローマンエンパイアだ!!」
 ついにこの年が来ました。フサイチ軍団が大暴れの年。今年はフサイチジャンク、フサイチパンドラ、そしてフサイチリシャールと、大物感漂う実績馬が出現してきました。
 最近だと、フサイチホクトセイという良血馬が、もしかしたら・・・という期待を持たされたこともありましたが、成長力の限界で不発に終わりました。
 しかし去年、フサイチリシャールが朝日杯を勝ち、フサイチパンドラが阪神JFで三着に入り、さらには今日、フサイチジャンクが三戦三勝無敗で若駒Sを勝ちました。
 古馬勢でもフサイチアウステルがターフを暴れ回っています。
 もはやフサイチ軍団の快進撃は止めようがありません。このまま行けば、クラシックはフサイチ軍団に総なめにされるかもしれません。
 その分今年の三歳馬は、マイネル軍団に元気がありません。ちょっとこれには寂しい印象を受けます。しかしアドマイヤ軍団にはエース、アドマイヤムーンが、久々にターフで活躍が期待されるサクラ軍団からはサクラメガワンダーが登場し、今後のクラシックは非常に楽しみになってきました。
 さて2006年クラシックではどの軍団が勝つのでしょうか・・・
 今日はハンデG?ながらハイレベルなメンバー構成から大注目となった日経新春杯。
 勝ったのはダービー馬の息子、アドマイヤフジ。一才上のライバル、スウィフトカレントにアタマ差しのいでの勝利でした。三着に故障明けのインティライミが入り、実力馬が上位を占める結果となり、今後の競馬がさらに楽しみになってきたと思います。
 応援していたインティライミですが、正直三着までこれるなんて思ってもいませんでした。厩舎スタッフの方々の血の滲むような努力が結果に結び付いたのではないでしょうか。非常にこれは価値がある着順でした。天皇賞でディープインパクトとの頂上決戦が今から楽しみです。
 
 それと、日米オークス馬シーザリオが夏場あたりには復帰できるのではないかという情報が届いてきました。これは本当にすごいことだなと思いました。
 ノーザンホースパークで働いている同級生の友人から電話で聞いた情報によると、実はシーザリオは足の故障の後にさらに不幸に見舞われていたと言うのです。それは、あの二冠牝馬、ベガが経験したことで有名な事故、釘を踏んでしまうというアクシデントに見舞われてしまったとのこと。
 ベガの場合は、牧場スタッフの懸命な努力の末、復帰までは漕ぎ着けたものの、その後の競走能力に明らかな支障をもたらしてしまいました。
 シーザリオの場合も深刻な状況だったようで、もう復帰はできないのではないか、と思われていたのですが、こうして一般のメディアに復帰できるという情報が伝えられたことで、新たな希望が生まれました。
 現在もシーザリオは牧場でしっかり乗り込まれているようで、期待したいと思います。あのオークスで見せた音速の末脚がまたターフで見られることを心から願います。
 ディープインパクトが、当然というかなんというか、目出度く2005年年度代表馬に輝きました。
 年度代表馬を含め、その他の表彰などは以下の通り↓

◆年度代表馬、最優秀3歳牡馬
ディープインパクト(栗東・池江泰郎厩舎)
◆最優秀2歳牡馬
フサイチリシャール(栗東・松田国英厩舎)
◆最優秀2歳牝馬
テイエムプリキュア(栗東・五十嵐忠男厩舎)
◆最優秀3歳牝馬、最優秀父内国産馬
シーザリオ(栗東・角居勝彦厩舎)
◆最優秀4歳以上牡馬
ハーツクライ(栗東・橋口弘次郎厩舎)
◆最優秀4歳以上牝馬
スイープトウショウ(栗東・鶴留明雄厩舎)
◆最優秀短距離馬
ハットトリック(栗東・角居勝彦厩舎)
◆最優秀ダートホース
カネヒキリ(栗東・角居勝彦厩舎)
◆最優秀障害馬
テイエムドラゴン(栗東・小島貞博厩舎)

 この中で、一番接戦だったのはやはり最優秀3歳牝馬だったようで、わずか9票の微差で日米オークス馬シーザリオに輝きました。これはみなさんも納得のいく結果かもしれませんね。ラインはもうおかしくなっちゃったし^^;牝馬はあーなると聞かないですからw(乗馬部で痛いほど経験した・・・)シーザリオはさすがはアメリカ人にもうこっちに来るなと言われただけのことはありますw(勝たれるから)シーザリオの復帰を心待ちにしています。
 
 最優秀障害馬に輝いたテイエムドラゴン。リアルタイムで中山大障害を見ていましたが、久々に身震いがするほどの強さで圧勝したあの姿が忘れられません。障害界ではヒーロー不在でしたが、この馬の登場で障害界が大いに盛り上がってくれれば幸いです。中山大障害を5勝した伝説の名馬、バローネターフの記録を更新できるのは、恐らく年齢からしてもテイエムドラゴンしかいないのではないでしょうか。「記録は破られるためにある」まさにこの記録を破るために登場した障害界のニューヒーローでしょう。
 
 今日の有馬記念は、例に無いほどの盛り上がりを見せていた。しかし、レースが終わった瞬間、競馬場の歓声は静まり返った。
 「ディープインパクト二着に敗れる」
 改めて競馬の厳しさを教えられたと、鞍乗の武豊騎手は語った。絶対に勝つ、いや、勝たねばならなかったであろう国民的ヒーロー、ディープインパクト。
 「今日は飛ばなかった」と武さんが発した言葉が気がかりでしょうがない。
 ディープの走りが変わってきた、という情報は、菊花賞が終わった後、有馬記念までの調整期間の間に一般の人々にもメディアを通して伝えられた。
 馬に限らず生き物は、成長するに従って、筋肉の発達が著しくなり、大人びたがっちりとした体つきになっていく。それと伴い、動きなども、筋肉が付ききってない頃と比べて敏捷さが衰え、バネで跳ねているというよりは、筋肉を生かしたパワフルな走りへと変わっていく。
 タニノギムレットや、バブルガムフェローなどが、その豊かな筋肉を生かしたパワフルな走りを若い年齢から発揮していた。
 ディープインパクトの場合、以前は柔らかいゴムのような弾け様で空を飛ぶようなフォームで走っていたが、今日の有馬記念を見ると、明らかにフォームが変わっていることが分かる。これは、成長による筋肉の発達から走りが変わってしまったのではないか、と私は考える。これはもはや仕方の無いことなのかもしれない。従って、今後あの空を飛ぶようなフォームは見れなくなるかもしれない。
 空を飛ぶようなフォームが、今までのディープインパクトの不安な爪をかばってきた。しかし、フォームが変わったことによって、以前よりも地面への接触時間が伸びることと、筋肉の発達からの蹴りの勢いが強まることで、薄い爪への不安が広がる可能性が大きくなるかもしれない。これは、ディープの競争生活に係わる問題にもなってしまうので、非常にこれは重要な問題になりそうだ。
 今後は海外遠征という大きな目標があるようだが、果たして無事にいくかどうか、一ファンとして見守っていきたいと思う。

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