今年の秋華賞は大波乱です！！

　さぁ明日にせまりました3才牝馬クラシック第三弾、秋華賞（GI・京都芝2000M）
　とりあえず印つけました。

◎レースパイロット　　安藤勝
○エアメサイア　　　　武　豊
▲ラインクラフト　　　福　永
△ニシノナースコール　横山典
×ショウナンパントル　吉田豊

　◎をつけたのは安藤勝己鞍乗のレースパイロット。休む明けぶっつけで挑むため、少々不安はあるが、この馬の能力は4/24東京でのレース、フローラS（G?芝2000M）で2着と負けはしたものの、能力の高さを示している。この馬の本格化はおそらくこの秋から来年の春あたりだろう。しかしここはあえてこの馬を狙ってみる。血統は兄にあの変則二冠馬キングカメハメハがいる血統で、父がキングマンボからサンデーサイレンスに変わっている。　兄キングカメハメハは、デビューの頃はそこまで注目されるほどの馬ではなかった。しかし、突然馬が変わったような活躍をみせ、日本ダービーをも圧勝した名馬へと進化した。その妹であるレースパイロットが、いつ変貌してもおかしくない血統に包まれているのだ。兄妹というものは、やはりどこか似るものである。
　二番手評価に甘んじたエアメサイアと三番手評価のラインクラフトは、前走ですでに勝負付けは終わっていると判断。上がり馬、ニシノナースコールも狙ってみたい。
　注意したいのが2才チャンピオンショウナンパントル。夏場牧場へ放牧されたとき、スタッフに言われた言葉は、「この馬はもうGI馬ではない。」もう終わったと判断されたこの馬が、前走紫苑Sで復活の兆しを見せた。当日の馬場状態が気になるが、個人的に応援したい馬である。
　6年前、ブゼンキャンドル、ヒシピナクル、大外クロックワークの三頭で決まった秋華賞は、まさに衝撃的な印象を残してくれた。「大波乱」という三文字の言葉は、今年の秋華賞ではあまり期待できるものではないが、秋華賞の風物詩としてまたあの時の衝撃を味わえたらと期待する。